しかし、よく興味ない事にかんしては[貴方の考え]を示す事すらむずかしいのである。
前に述べたように、就職に於いては一般的な社会情勢を気付いておく事が必要であるから、新聞等で知識を仕入れておく事は最低限必要な事である。
それと平衡して、世間の人々の考え方も気付いておこう。
明白に[悪い事]なのに、貴方の考えが[よいとおもう]からそれを通してしまったのでは、就職に於いて担当者にはあまりいい印象を所有されないだろう。
このような事に目を向ける為に、テレビの討論番組や報道番組を観てみるのもよいのじゃないだろうか。
特定の案件に対して、論者が多種多様な意見を云っていく。
貴方の考えと同じ人にかんしては、[こういった具合に論じると承知出きる]と実感するだろうし、[この論じ方では承知出きない]とおもえば貴方ならばどう論じるべきなのか、シミュレーションが出きる。
また、どんな考えに於いても逆の立場に立つ人はいるわけであるから、その立場を頭ごなしに否定するのではなく、[なぜこの人はこう考慮したのか]等と興味をもってみるべきだ。
小論文を記述する時に、[反論もあるだろうな]と予測しながら記述していく事も途方もなく重要な事であるからね。
日頃からアンテナを張り巡らせて、社会の動きや出来事に関心をもつようにすべきだ。
独りよがりな小論文の書き方では、詠み手を承知させる事はむずかしいのである。
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