オーストラリアに17件実在する、ユネスコの世界遺産の1つ、ウルル=カタ・ジュタ国立公園の中に有る。
オーストラリア原住民アボリジニの聖地である、ウルルには現状、杭や鎖が打ち込まれ、登山路が設置されている。
しかし、ここはアボリジニの聖地であるため普通の登山のような気持ちで臨む事は出きない。
と云うよりも・・・その険しい自然から考え、軽く[観光気持ち]で臨もうなら、それこそウルルの精霊たちの逆鱗に触れ、たちまちその垂直に切り立った壁面から弾き飛ばされてしまうだろう!
荒涼とした大地にそびえるウルルに上るのは現実、体力的にもたいへのであるためである。
頂上までの所要時間は約1時間半から2時間である。
滑り易いので、鎖を使用して上る事から両手を使用出きるようリュックサックにし、軍手が必要だろう。
靴は登山靴か履きなれたスニーカーにする。
また、風がつよく吹きつける上に、朝晩は途方もなく冷え込みたいと思う。
長袖長ズボンにし、ウィンドブレーカーがあると良い。
その他方で、日中のつよい日差しに備え、サングラス、日焼け止めクリームも必需品である。
せっかく来たのだから・・・と、多少の無理をしてでも登りたい気持ちは分かる事ができないでもないのだ。
しかし、旅の疲れも有るし、体調の優れない方、心臓や呼吸器に障害がある方、そして・・・高所恐怖症の人は・・・絶対に無理な登頂は控えるだろう。
登頂しなくても、ゆったりと麓を散策するのみでも充分、楽しいものである。
えぐれた基部やひび割れた岸壁等、ウルルの魅力は充分に堪能出きる。
[ウルル]とは、[集う場所]と云う意味である。
そこに集う事の価値、世界遺産としての意味を満喫したいものである。
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